「あっはは。刺しちゃったあ。」

陽菜は新しいカッターをポケットから取り出して、更に俺に近付く。

俺は腹を押さえながら、陽菜に震える声で尋ねた。

「あいつって…誰だよ。」

陽菜は俺に馬乗りになると、にっこりと笑いながら答えた。