「俺とお前って似てんな。意地っ張りだけど、実はめちゃめちゃロマンチスト」 「話したらすっきりしちゃった。誰にも言わないでよ」 俺と奈美は夜が更けるまで、飲みながらいろんな話をした。 男女の友情ってありえないと思っていた。 でも、ここに『友情』が存在していると感じた。 親友・・・・・・ なんて言ったら大げさだけど、 意識していない異性だからこそ話せることがある。 友達には恥ずかしくて見せられない弱い部分を奈美には見せることができた。