ガジュマルの木の下で

それからどうやって海から上がったかは正直言って覚えてない。

私はテトラポットの上にいた。
(近くにテトラポットがあって良かった)

財布もケータイも水没
制服もべたべた
革靴が片一方脱げてしまって行方不明。

酷い状況ではあったけど
当時の私は不思議と「それ」を認めていた。どこかで自分を客観的に見ていたのかも知れないね。