だけど恵梨はお見通しだった 「嘘!それだけであんなにならないでしょ!?ちゃんと聞くから話して?」 恵梨を信じてない訳じゃない でも怖い 凉司との事を知られるのが怖い どうしても言えない 「恵梨ありがとう。でも本当になんでもないの!ボーっとしてたから、ものすごく驚いちゃったの。」 恵梨はまだ納得していないようだった 「わかった。これ以上無理に聞かない。だけど話したくなったら言ってね?」 あたしは頑張って笑顔を作りうなずいた