言わなきゃ。 言わなきゃ。 頭の中では分かってる。 でも、 足が動かない。 アタシは、 告白を目の前にして 固まっていた。 教室にいるのは、 女子が5人くらいと、 男子が5人くらい。 ここにいる男子は 健ちゃんの友達で、 「健ちゃん一緒に帰ろ~~~」 とか言っている。 だめ。だめ。 健ちゃんを連れていかないで。 アタシはじっと見つめながらも 行動に移すことができないでいた。 健ちゃんがバッグを背負った。 ヤバい!帰っちゃう!!! 呼び止めなきゃ。