『短編集』


メグは、散々迷った挙句、小さな粒チョコを選んで綺麗な箱に詰めてもらった。


「うわっ!たかっ!!」


バレンタインのチョコを買った事のない私には、

それらを買い求める人の行列の長さに驚いたけど・・、


メグの選んだその小さな箱入りのチョコが、

一ヶ月のお小遣いなみの値段がすると知って、二度驚いた。


「この人たち、みんなこんなに高いチョコを買うの?」


「本命だけでしょ。

友チョコとか家族のとかは、もっと安いのにするよ」



へぇ~、

本当に何も知らないんだな、私。


今までずっと、避け続けてきたから、

友チョコなんてのも、

メグに教えてもらって初めて知った。