セフレのつもりで付き合っていたタツヤを、 好きだと気づいたのは、 クリスマスイブの夜。 『好きなやつに買ってもらったって思っとけよ。』 そう言って、達也は ピアスを買ってくれた。 気づくと、あれほどせつなかった片思いの相手を見ても、 何とも感じなくなっていた。 あたし、 どうして、 普通にタツヤと 出会えなかったのかな。 『セフレになって』、 なんて、 言わなきゃ良かった。