『短編集』


「実は、マナがさ。」

「マナ?
ああ、お前の親友だっけ?

ちっこくって、人形みたいな可愛い子だろ?」


『ちっこくって、
人形みたいな
可愛い子。』


タクミの声がエコーがかかったみたいに聞こえる。

やっぱり、男は、マナみたいに守ってあげたい可愛い子が
好きなんだよな。


「そう。
そのマナがさ、

え~っと、
タクミのこと、

好きらしくって・・。」


「え?」


「良かったら、
付き合ってやってよ。」