『短編集』


あたしが、信じられないと言う顔をしていると、
タツヤは
ポツリとつぶやいた。

「俺、マイのことが好きなんだ。」


「うそ?!
だって、片思いしてるって言ってたじゃない!」


「うん。最初はそうだったんだ。
けど、いつの間にか、マイのことが
本気で好きになってた。

でもさ、マイには、好きなやつがいるし、
セフレって約束だから、

いまさら告白もできなくて・・。

けど、さっきの赤ちゃんの写真見たら、

もう、これ以上我慢できなくなった!

あと、1ヶ月で卒業だし、
俺がんばって働くから!

だから、俺と結婚してほしい!」


視界がぼやける。

言葉にならないよ。

あんまり嬉しすぎて。

幸せすぎて。

あたし、夢でも見てる?