『短編集』


次の日。

タツヤと一緒に、電車に乗って、
遠くの産婦人科を訪ねた。

一人で行けると言ったけど、
タツヤは、家の前で待っててくれた。


タツヤはほんとにやさしいね。
大好きだよ?


尿検査をした後、
検査室に入る。

下着をとって、診察台に座ると、
椅子が自動的に動いて、
両足が勝手に開かされた。

話には聞いてたけど、
本当に、こんな恥ずかしい格好させられるんだ。


「力抜いてね。」


先生が、そういいながら、
何かを押し当てた。


緊張しているからか、
ちょっと、痛い。


「じゃあ、隣の部屋で、
先生がお話ししますね。」

診察が終わると、看護士さんが、
声をかけてくれた。

ほっとして、
身なりを整えると、
診察室に入ると、
タツヤがいた。