「なんか独りでかわいそう。もう一羽入れてあげればいいのに」
「こいつらは、独りが好きなんだよ。別のやつが来ると、距離をとるんだ」
学名は、鯨頭の王様っていうんだぜ、かわいいだろ、
なんて、陸渡が言うもんだから、
私まで、なんだかその鳥が、愛くるしく見えてきたりして。
「そうだね、かわいいね」
なんて油断して相槌をうった私。
陸渡は、にやにやして私を横目で眺めると、
「頭がでかくて、バランス悪いところなんか、お前に似てるな。
だから、俺、お前が気に入ったのかな?」
だとぉ?
じゃかあしいっ!!!
メニュー