『勧善懲彼(かんぜんちょうかれ)迷惑な俺様彼氏』




こうなったら・・!



私は、陸渡の足めがけて、自分のかかとを振り下ろす。



「っててててて!!!」



陸渡が私から飛びのいた。


「てめっ!痛いだろ!」



そういうことされるようなことしたのは、

そっちが先でしょ!



あかんべーすると、陸渡の顔色が変わった。


「おい、七海!お前、この目!大変じゃないか!!」


真剣な表情で、私のあかんべーした瞳を覗き込んでくる。



え?何その緊迫した声?

私の目、どうかしてる?

やだ、何よ~?