正直、俺は陸渡がそんなにマジだなんて、
最初は全然思ってなくて。
だって、コンビニに来る七海ちゃんてば、髪の毛もくしゃくしゃで、
女捨ててます!って感じでさ。
けど、七海ちゃんが、たまたま花音と一緒に話してるのを
俺が偶然街で見かけたんだ。
盗み聞きなんてするつもり、全然なかったんだけど、
二人が話してたのは、
高校受験についてだった。
・・けどまさか、受験結果を見に来るところを待ち伏せとはねぇ。
俺たちの高校を受けるらしいと俺から聞いた陸渡は、
来るかも分からない七海ちゃんを、朝からずっと校門で待ってたらしい。
しかも、付き合ってくれって素直に言わずに、
彼女がいるけど、付き合ってやる、って告白したと聞いたときには、
俺は、こいつの友人をやめようかと思ったね。


