『勧善懲彼(かんぜんちょうかれ)迷惑な俺様彼氏』




だああああああ!

圭輔の馬鹿ぁ!

なんであんたがいるのお。


お願い、気づかれませんように・・・。



動きを止めて、願ってたのに、


「はは~ん」


陸渡の勝ち誇ったような声。

まんまと見破られたかと思ったら。


「心配しなくても、

いまさら七海のことを、

見捨てたりしないから安心しろ」


ほんっと、お前は恥ずかしいやつだよな~

なんていいつつ、

陸渡がビニールを片付けるガサゴソという音が聞こえた。