けど結局、小心者の俺は、 二人の仲裁をするはめになった。 だって、通行人の邪魔・・・。 「まぁまぁ、落ち着いて。 その辺でお茶でも飲みながら話そうよ。 話せばわかるって!」 精一杯にこやかに話し掛けたのに・・、 あ、二人のその目は、ひょっとしなくても、 『お前が言うな』 って、感じ? 俺は軽くため息をついて、 歩き始めた。 俺の右腕を、がっしりと陸渡がつかみ、 その隣で、 陸渡の右腕を七海ちゃんががっしりとつかむ。 へんてこな三角関係のできあがりだ。