『勧善懲彼(かんぜんちょうかれ)迷惑な俺様彼氏』


「そっか。

陸渡のやつ、

彼女には色々話してるんだね」


「違います!!

彼女じゃありません!!

ただの後輩です!」


立ち上がって力説・・・って、

しまった。

ここは、喫茶店でした。


握ったこぶしを頭に乗せて、

てへへ・・、

なんて、ごまかしてみる。


「七海ちゃんって言ったっけ。

確かに、

あいつが今までつきあってた女の子とは、

タイプが違うみたいだけど」


海渡さんは、タバコの煙をふ~っと吐いた。