金曜の夜にカラオケ。

当然圭輔は花音と二人で行くつもりだったわけで、

そこに、お邪魔虫が2匹。


「俺はお邪魔虫になるつもりなんて、

さらさらないんだけどな」


陸渡が私のほうをちらりと見て、

圭輔が私のことをじろりと見た。



ふえ~ん。

私にも言い訳さしてくださいよぉ。



陸渡が私に微妙な告白をして以来、

(もちろん私も告ったことになってるわけだけど)

陸渡は、暇さえあれば私の教室に来ては、


「俺と付き合え」


コールをしてきて。