『勧善懲彼(かんぜんちょうかれ)迷惑な俺様彼氏』


思いついたら、即行動!

の私は、陸渡を押しのけて、前へ一歩踏み出した。

・・んだけど、勢いよく出した私の足は、

木の根っこの出っ張りに不安定に乗りあげてしまい・・。



やばいっ、転ぶ!



ぎゅっと目を閉じると、誰かの腕に抱きとめられた。


誰か、って、そんなのここには一人しかいないわけで。

ゆっくり目を開くと、私の体は、やっぱり陸渡の腕の中。


・・なんだけど。