昼間歩き回って疲れたせいか、 私はあっさり夢の中に入った。 格闘シーンを演じて、スマートに回し蹴りを決める。 「無事ですか?」 と声をかけて手を取った令嬢の顔は・・・ わ~!! なんで? ユカリさんじゃんか!! 私がうろたえると、ユカリさんは私を指差して大声で叫んだ。 「誰か、助けて!! この人は泥棒です!」