陸渡がそんな私の様子を見て、ピンと来たのか、口の端を吊り上げて 「どうかしたか?」 って、聞いてきて。 「なんでもありません!」 ふてくされたように、声をだすと、 「そっか。んじゃ、ほい、これ」 私の手には、陸渡の着ていた、汚れたシャツ。 はい?