「だっ大丈夫です!!ちょっと…暑いだけで…」

どぎまぎしながら,ごまかした。





「そうですか?なら良いですけど…足の痺れとか感覚がないとかもないですか?
また何かあったら言って下さい。あと…明日,整形の部屋が空くので,移動してもらいましょうか。その方が僕も立ち寄りやすい。」




立ち寄りやすい!?

確かに,外科の先生は良くこの外科の病棟に来ている。


先生に沢山拝めるなんて,願ってもないことだっ!!


「詳しくは,また明日朝,報告しますね。」






そう言って,先生はカーテンを閉めて出て行った。







先生と会う頻度が増えるんだあ…!



宙を舞いたくなるように嬉しかった。