とっさに俺がライに向かって足を踏みだそうとしたその時。 それより僅かに早く、スッとライに近寄ったのは――― ショウ?! その唇がおもむろに開いたと思ったら。 ―――………!! 信じらんねぇ。 ショウが、歌ってる。