コンビニラブ

「あーゆー記事や書き込みなんかは、あんたらみたいな暇人や、僻みっぽい奴らの、唯一の生きがいだもんなぁ!」


頑張って冷静を装い、
強がって嫌味を言って聞かせる伸治だったが、


「確かに今、あなた達は話題の人物だからね。偶然にも遭遇して、投稿でもすれば、けっこう喜んでもらえるんだなぁこれが!そしてハイエナどものネタにされ、ある事ない事書きはやしたてられる…こうして知名度が上がるワケだけど、ここで勘違いしちゃマズイのが、人気の有る無しとは別だと言うこと!出方しだいじゃ泥沼だよぉ。だいたい火の無い所に煙は立たないんだから、覚悟してドンと構えてれば、噂なんて消えるどころか、それが当たり前になるもんだよ。」


逆に、長々と言い聞かされるハメとなった。

そして、ついポロっと

「覚悟もなにも、ただの友達だっつーの。」

「またまた〜。」

「芸能界って異性の友達つくるの大変じゃん!すぐに騒がれて…もともと友達だったのに、芸能界に入ったせいで関係がギクシャクしだすって、おかしいでしょう!?」

「それ、誰のこと?」

「誰でもですよ!あーやって騒がれたら意識して当然じゃないですか!」

「あれ!?じゃあナニ!意識しちゃてるわけ?」

「こんなことで、俺たちに何かあったら、どー責任とってくれんだよ。」

「…どーゆーこと?」

「男の立場として、相談にのってやれるヤツがいなくなるだろ!そーゆー存在って必要じゃん?!あんたにだって居んだろ?恋愛感情のない女友達ってヤツがさぁ!」


伸治はただ、
アンとの今の良い関係を、壊したくなくて必死だった。