王子と姫



「気持ちいい風」


ポツリと呟いた。


読みかけの本にしおりを挟んで、机の上に置いた。


瞼がだんだん重くなってきた。


私はそのまま眠りについてしまった。


気持ちいい爽やかな風が吹き、私の髪の毛が少しなびいた。