「よーい…ドンッ!」
ピストルが鳴って選手は走り出した。
(特に…変わった事はないな)
小鳥はそう思いながら障害物を乗り越えて行った。
だがその時、前を走っていた刃に…
「うわっ!」
落とし穴だ。
刃は見事に落ちてしまった。
「本当の第一の障害物・落とし穴です」
学園長は言いました。
「ほらな、中身がヤバイだろ」
「本当の障害物があるんですか…」
小鳥は落ちた刃を見て、ゾッとした。
「拙者の事は、気にせず進むんだ」
「…解った」
小鳥は走った。
今度は後を走っている者がトラップにかかった。
「えっ!?」
驚く小鳥。
「第二の障害物・ボール地獄」


