stage12 恐怖の障害物競走










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青葉の生徒は皆、静かになっていた。


「如何したんですか?」


姫は首を傾げた。


「次の競技は、障害物競走なんだよ…」

「あぁ、そうでしたね。楽しみです」


笑顔で姫は言った。


「頑張ろうね。ひーめv」

「俺の頑張りますよ。桜先輩」





遠くには、Dクラスの他の選手がいました。


芹に刃に小鳥にソヨ・ソラ。


そして、凪斗もいた。


「ひーちゃんvりょくちゃんv早くおいでぇ」


凪斗は手を振り言いました。


「今、行きます!新川も行きましょう」


姫は言いました。


「…はぁ…」

「行きますよ」