stage11 借り物競争




 


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色々、競技は終わって行き、次は借り物競争。


この競技に出る選手には、姫も出ます。


あと、Dクラスの個性豊かな面々。


「楽しみですね」


姫は笑顔で言いました。


「…今回は、どんな難題が出されるんだ…」


緑は呟いた。


「定番で、好きな人とかじゃないのかなぁ」


凪斗がヒョコッと現れて言いました。


「天月先輩!!いつのまに」

「ずっといたよぉv好きな人だったら、りょくちゃん大変だねぇ」


凪斗は笑顔で言いました。


(この人…気付いてるな…)


見た目は子供みたいでも、かなり勘が良い凪斗。


「凪斗先輩も出るんですか?」

「うんっv出るよぉ」

「僕も出るからね」


彗は言いました。


「頑張りましょうね」


姫は微笑んだ。