何やら、姫達の応援団は何か準備をしているようです。


「さぁ、D応団の皆さん!準備は良いですか!」


姫の言葉を聞き、団員は頷く。


「行きますよ」


D応団は、グラウンドに向った。


そして、他の組の者達はその姿を見て、驚いている。


姫達が着ている物は、学ラン。


別の応援団は、普通に体操服のままで応援している。


姫達が着ているのは、只の学ランではない長ランだ。


しっかりと、白いハチマキを額に結ぶ。





「なっ!何で…学ラン!?」


緑は驚いた。


Dクラスの者でさえ、知らされていなかった。


「スゲー、凛々しいんだけど」


レンは呟いた。


綱引きが始まった。