そんな2人に近付いてくる足音。 緑が彗を追いかけている。 今度は一体何をしたんだか。 「姫~。助けて」 姫に助けを求める彗。 けど、姫は如何していいのか判らなくてあたふた。 そんな事をしている間に緑が追いついた。 「絶対に許さねーぞ」 目がかなり恐ろしい。 姫の後ろに隠れていた彗だが、次はレンの後ろに隠れた。 そして、逃げ出す直前に耳元でこう言った。 「姫には言っちゃ駄目だよ。僕等がアレだって事」 「判ってるさ。それぐらい」