「厭きないネ。あの2人も」 鳳明はいつもの様に飴を舐めながら言った。 ライブの時は飴を舐めれていなかったので禁断症状が出てしまっていた。 「…鳳明。もう6本目だから止めな」 大量に飴を舐める鳳明を呆れたように注意する小鳥。 それで鳳明が止まる訳がない。 「莫迦っぽ…」 小さな声で日向は呟く。 それを聞いて緑と彗がグルリと顔を日向の方へ向けてきた。 目はとてつもなく恐ろしい。 「「誰が莫迦だ!!」」 「お前等」 静かに毒舌。 あの頃のネガティブさは何処へ消えた。