stage49 Prindess +*+ 姫は4人がステージから去った後も胸を押さえていた。 その次にやっているグループの歌が耳に届かない。 押さえきれない感情。 沢山の想い。 今すぐにでも伝えたい。 その時、学園長が再びステージの中央にやって来た。 「次で今年のライブも最後です。そして、そのグループはギリギリになって参加をしてきました」 それを聞いて、会場はざわついた。 ギリギリになって参加をしてくるとは。 練習だってあるのに、そんな事をする者がいるとは思わなかった。