4人はそう言ってステージを降りた。 たった一人だけの為に作られた曲。 それは、皆の胸に響き渡った。 あっと言う間に不安を消してくれた歌。 その歌は姫の心にずっと残り続けるだろう。 喜びが胸を埋め尽くす。 「ありがとう」 姫はそう一言呟いた。