addiction to you~恋はココから始まる~



addictionメンバーはステージ裏に着いた。


「き…緊張しました」

「上手かったぞ」


顔を押さえて座り込む姫の頭を緑は優しく撫でた。


撫でられたのを感じて顔をあげる。


その時に緑と再び目が合った。


でも、その時目に入った緑の姿はいつもよりカッコよく思えた。


そして、優しかった。


何故か頬が熱くなるのを感じて今度は頬を押さえた。


「??!」


自分の中にある感情がよく判らなくて混乱した。


「大丈夫か?顔赤いぞ」

「へっ平気です」


急に緑の顔がアップになって慌てる。