「あれで仲が良いのか…」

「理解できないね」


次々と言葉が出てくる。


「仲良しさんな2人なんだよー」


突如姿を見せた凪斗。


皆はビックリして後ずさりした。


「いつの間に」

「ずっといたよぉ。酷いなー、りょーちゃん」


ほっぺを膨らませて可愛らしく言った。


コレが本当に高校3年生なのかが今でも信じられない。


でも、もっと信じられないのはその格好。


思わず指を指してしまう緑。


「その、格好は…」

「似合う?」


ランドセルを背負った小学生。

身長的にもピッタリすぎる。

正しく小学生そのもの。