でも、血が沢山出ている。 「あの…何があったんですか」 姫が恐る恐る聞いた。 「スイマセン!!もう何もしません」 ビクビクしながら大声で謝った。 そして、それ以外の事は言わない。 一体何をされたのだろう。 「…桜。行くぞ」 「えっ…でも」 皆は誰にされたのかが予想出来てしまい、深くは何も言わない。 恐ろしくて何も言わない。 姫は理解出来ておらず、仕方なく皆の後について行った。