「あと1分だよぉ」 話しかけて来たのは凪斗。 もうすっかり小さい姿に戻っていた。 可愛さも健在している。 これぞ凪斗の姿。 「大変だったねぇ~。もうすぐ戻るよ」 時計をチラッと見つめた。 あと30秒…20秒…10秒。 あと少しの我慢。 「5・4・3・2・1」 凪斗が言っていくと、再びポワンと何かが起き始めた。 体が徐々に戻っていく。 そして、元の姿に戻った。 「やっと、戻った…」 深い溜め息をした4人に対し2人は… 「面白かったですね」 「やっぱり本物は良いね」 嬉しそうだった。