その時、誰かが近付いてきた。
「何をしてるんですか?」
「学園長」
神出鬼没、破天荒な学園長でした。
「今日は如何したんですか?」
「頌歌、燦歌、繭歌」
名前を呼ばれ3人は学園長を見つめた。
「今日は君達の大好きな人を連れてきましたよ」
それを聞いて、首を傾げる3人。
「会った方が早いですね、入りなさい」
入って来たのは、前髪に青メッシュが入った青年。
その者を見て、3人は目を見開いた。
「久しぶり、頌歌、燦、繭」
ニッコリと微笑んで3人を見つめる青年。
「…瑛兄ィ」
「「何で…」」
驚く事しか出来ない。


