3人の両手には荷物がいっぱい。 「「頌歌が可愛いから」」 「理由になってない」 「瑛兄ィだって買ったじゃん」 「そうそう、瑛兄ィだって頌歌大好きなくせに」 瑛歌は黙った。 「私は、3人共大好き」 ニコッと笑顔で頌歌は言う。 そんな頌歌を見て、瑛歌は頭を撫でる。 「いつまでも、頌歌は変わんないね」 「ムッ、何その言い方!私だって、もう中学生だもん!」 頌歌はむきになって言う。 「瑛兄ィ、学校ってどんな感じ?」 燦歌は言った。