stage30 兄と妹 +*+ 襲い掛かる渋山高校の者達。 緑は次々と倒していく。 「弱いぞ。お前等」 緑は言いました。 「それは…如何かな」 陽絽はニッと笑った。 その笑みの理由は… 「!」 姫の足を何者かがつかんだ。 それは、先ほど緑に倒された奴。 「放して下さい」 「無理…だな…お前は、アイツを倒す為に必要なんだ」 陽絽の部下は言った。 その時、姫は後ろから手をつかまれ動けなくなった。 「桜ッ!!」 緑は叫ぶ。 「おっと、動くなよ…アイツが如何なっても良いのか?」