「何か?」 「ある伝説で、その瞳を見た者は誰もが吸い込まれる…」 「その人の名前は?」 姫は言いました。 「名前は知らない その呼び名は知っている…”神秘の天使”」 「そうなんですか」 姫は自分がその、伝説の本人である事は言わない。 一方、緑達は… また外を眺めていた緑は異変に気付いた。 「門の近くに、金本陽絽が!傍にいるのは…」 緑は部屋を飛び出した。 「緑ッ!」 鳳明も部屋を飛び出した。