黙り込む緑。 「大切な、この世に1人しかいない妹でしょ」 「でも、俺を捨てた1人だ」 「素直になりなよ。あと、渋山高校の連中が緑を倒そうとしてるって噂だよ」 鳳明は目つきを変えて言った。 「渋山高校!?あの不良校か」 「しかも、金本陽絽が主犯だって」 「金本陽絽だと!確か、前に倒した事がある奴だな」 緑は言いました。 「気をつけなよ」 「俺を誰だと思ってる」 「ハハ、そうだね」 鳳明は笑った。