stage23 罪悪感の間で +*+ 此処は、小学校。 生徒達はある生徒の傍に群がっている。 「レンくん!その右目、だいじょうぶなの?」 1人の女の子が訊きました。 「平気だよ、ちょっと怪我しただけだから」 レンは笑顔で言った。 その笑顔が姫の心にさらに罪悪感を膨らませる。 姫は唇を噛んだ。 「ゆーかいはんのオジサン達にやられたって…本当?」 誰かが訊いた。 「本当だよ、でも姫を護れたから良いんだ」 レンは言いました。