姫とレンはドッチボールに参加した。


「んっと…投げればいいんですか?」

「そーだよ」

「…えぃ!」


投げたボールは結構、速い。


「姫ちゃん、すごいね~!苦手だっていってたのに」

「そんな事ないですよ」


そんな事を言っている時に、ボールが姫の所に飛んできた。


ボールは顔面に当たろうとする。



バシッ



その瞬間、見事にレンはボールを受け止めた。


「ケガしてない?姫」

「してません、レンちゃんは大丈夫?」

「ボクは大丈夫だよ」


ニコッと笑顔でレンは答えた。


いつもの日常が繰り広げられる。


そんな日がいつまでも続くと思っていた。