蝶の学園

私達は、泣き止んで、しばらく先生方を見つめていた。



「先生」



そう口を開いたのは、亜紀。



「黒蝶ってなんですか?」



先生達は困った様に俯いた。



それを見て、亜紀は爆発した。



「黒蝶ってなんですか?何で体験入部は七月なんですか?新しい命ってなんですか?何であたし達ばっかこんな目に合うんですか!?」



亜紀は大粒の涙を流した。



まるで、今まで溜め込んできた苦労を吐き出すように。