会場に入ると先生の掛け声と共にいじめた人たちが私の周りに集まってきた… 龍哉の手は、ずっと私の手を握っててくれている… だんだん体が震えてくるのが分かった… 先生が 「みんな… 桜井に謝ろう… 今までしてきたことを… 俺は、今まで自分がしてきた事でどれだけ桜井を傷付けたかやっと今頃になって気付いた… クラスの皆に、桜井の事をいじめるように指示して桜井をいじめてきた… それは、教師である俺がやってはいけないのにも関わらず、ずっとやり続けてきた… みんなを巻き込んでまで…