昨日焚き火をしていた所で、同じ様に火を起こし、鍋を温めていた日向が二人に声をかける。 「朝飯出来たぞーっ」 「おぉ!!ほら行こうぜ理緒」 「わ、分かってるわよ」 十夜が返事をしつつ理緒の頭を小突くと、理緒はその手を払いながら返事をした。 朝飯の匂いにつられる様に、そそくさと鍋の元に向かった十夜の後ろで、理緒は小さく呟いた。 「意味分かんないし……馬鹿十夜」 コロコロと表情や言葉を変える十夜に、理緒は時々困惑する事があった。 理緒がそう呟いた時……その頬は、少し赤くなっていた。