「気にするな!!」


もう一つ
気になることがある。


「純との関係が
バレちゃったよ。
純が辞めることになるの?」


「大丈夫!!
学長が、
手をうってくれている。
その代わり条件が出された。」


「どんな条件???
純に会えなくなるなんて
嫌だから・・・」


私は思わず、
泣いてしまった。


「心配するな。
今日学長も来るよ。
その時に離すみたいだから
泣くなよ。」


純は私と違って、
心配していなかった。