徐所にカンナの状態も落ち着き、少しずつ気持ちに余裕ができていた それも、ユウがいてくれたから・・・ あの日から、ユウも仕事の終わりや、休日にカンナの元に足を運ぶ カンナの為に・・・血のつながっていないこの子の為に なんで、こんなにも懸命になれるのだろうか・・ なんて疑問も抱いていた そして、私の気持ちにも小さな変化が現れていた 「この人なら、私達の今後の人生任せてもいいのかもしれない・・・」