「もしもし?カンナちゃんのお母さん?

カンナちゃん、一度呼吸が止まりまして、今、人工呼吸をつけて蘇生中です

いったい、今どこですか?早く、早く来てください」


切羽詰った看護師の声


「あの・・カンナは、娘はどうなるの?死んじゃうの?」


震える声でか細く聞く私


「詳しくは、病院で話しますので、とにかく早く来院してください」




ハイ。とつぶやき涙を流しながらタクシーを探す為走った


ユウには目もくれないで突っ走る・・・。