「あ、乗れた!!」 「よし、じゃあこいでみなよ!!」 彼は私にまた新たな課題をぶつける。 私は体を揺すってみたがブランコは少し揺れるぐらいだった。 「あれ?」 「しょーがないなぁ。」 彼が私の後ろに回った。 「行くよ。」 後ろから彼の声がしたかと思えば私の体はいきなり動き出した。 「わぁ!!」 視点が高くなり、 景色が大きく揺れる。 彼は私の背を押しながら尋ねた。 「どう?」 「すごい!!」 それから私が一人で立ち漕ぎができるようになるまで彼はずっと背を押してくれたものだった。